水やりはいつも深夜だけど

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6つの短編小説

幸せそうに見える家族も

きっと知らないところでたくさんの葛藤や苦しみがある

 

お互いの自由や気持ちは押し付けるのではなく尊重できたらいいなとか

自分は頑張っているんだって思いすぎると他の人の傷に鈍感になってしまうなとか

いつかこの先自分が結婚した時に覚えておきたいことがたくさんあった

 

水やりはいつも深夜かもしれないけれど

植物に水が必要なように人にも必要な栄養があってそれは身近な人の

何気ない優しい言葉だったりするのかもしれないと思った

 

 

水やりはいつも深夜だけど/窪美澄

KADOKAWA